
ていねいな作業には必須なクサビ式(枠組み・ビデ)足場。
下の写真は左が単管足場、右がクサビ式足場。
どちらが作業しやすいか一目瞭然。足場費用もほぼ同じ。
クサビ式足場(ピケ足場)は丁寧な作業には基本の足場です。
もちろん塗装職人では、この「クサビ式足場」で組んでいます。
一昔前の「単管足場」でももちろん丁寧な作業は出来なくはありませんが、材料も置くこともできないうえ、常に落ちないようにバランスを取りながらの作業になるため、クサビ式足場とは雲泥の差になってしまいました。
クサビ式は各部材が重々しく頑丈で運搬量も多くなりますが、足場自体がガッチリと強固な作りのため揺れない上床になる足場板の幅が広く、からだでバランスを取る必要がないため丁寧な作業がしやすいのが特徴です。
それぞれの足場代は変わりませんので、丁寧な作業を求めるならば必ずと言っていいほど、「クサビ式足場」にしてもらったほうがいいです。
足場自体、部材が多くなり重量もありますが、足場幅が広いので格段に仕事がしやすい。
数年前まで、私たちも単管足場を含め自分たちで足場を組んでいましたが、現在は現場数の急増とともにクサビ専門の足場職人に担当させることが多くなりました。
よく敷地が狭いことを心配して、本当に足場が組めるのか聞いて来られるお客さんがいますが、今までどんなに狭かろうが、足場を組めなかったことはありません。
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枠組み足場の組み立て作業 |
足場のようす。家の周りを一周。 |
また、自宅が山の上などで、トラックなどが入らない狭い道路や階段の上にある家などは、必然的に手運びで足場を運搬することになります。
私たちが今まで運んだ距離で、一番大変だったのが、横須賀方面の山の階段上の現場で、100メートルほど、手運びをしなければならない現場でした。
正確に重さを測ったわけではありませんが、家1軒ぶんの足場をトラックに載せると、おそらく1トン前後は行くと思います。
その重さすべてを、手運びしますので、相当な重労働になります。
塗装のセールスでよくあるのが、「足場代無料」という魅力的な言葉ですが、わたしたち職人からしてみれば、到底足場代を無料にすることはできません。
「近くで足場を組んでいるから・・・」というように、なぜ足場が無料になるのかの説明をすることもありますが、隣でも県外でも足場を解体して組み立てるのは、どちらも同じ労力です。
近くや隣というだけで、足場代が無料になる理由にはなりません。
違うのは、ガソリン代と車で運ぶ際に時間がかかるというだけです。
知識のなさを逆手にとって、よい面だけをオーバーに提案するようなことは、この塗装業界にはよくあることです。
自宅の外壁のすぐ脇が車庫になっている場合は、事前にほかの場所に一時的に駐車できるスペースを借りていたほうがいいでしょう。
足場は外壁から離れても1メートル以内のところに組み立てられます。
もし車に傷がついてしまったら大変です。
本当は足場の時だけでなく、塗装作業中にも塗料や足場の上からものが落ちてくる可能性はないといえないので、塗装期間中はほかに駐車しておいたほうが無難です。
ほかには、植木や植物関係です。
プランターなどは移動すればいいだけの話ですが、外壁近くに地面から生えている植物などは植え替えが必要になる場合もありますので、事前に確認をしておく必要があります。
組み立てのようす








