横浜塗装職人代表からのごあいさつ

- このホームページには、いくつか同業他社さんを批判するような内容が書いてあります。
他の業者を批判する業者など、信用が置けない
こう思われるのを承知でも、
お伝えして置かなければならない状況 があるからなのです。
今の塗装業界は職人の自慢の腕が発揮されずに、消費者が希望する工事ができていません。
職人が長年現場で培った経験、知識、技術が生かされない理由があるからです・・・

私たちは10年以上前、ある塗装会社の下請けの業者として数年間働いてきました。
そこでの作業状況といえば、上から下りてくる予算に無理があったため、
材料がない、時間もない、職人としてはとても過酷な状況でした。

普通によくある一般的の大きさの家で、
メーカーのマニュアル工事をするためには、10日間は最低必要です。
当時は、自分たちで足場を組み外壁と屋根を塗り替えて1週間あれば作業条件としてはいい方でした。
さすがに1週間では満足できる作業も到底できず、さらに材料が十分にない状況では、いい工事などできるはずもありません。
実は今でも同じような状況が塗装業界では、幅広く行われています。
若い時から職人として腕を磨き、たくさんの現場経験を得て、知識も技術も高度なものを蓄えてきたにもかかわらず、実際の仕事ではその能力が発揮されていないのです。
当然消費者にも不利益な状態は言うまでもありません。

このような状況になったひとつの原因は、私が再三あらゆるところでお伝えしている、資格、経験がなくても、塗装業という業種が誰でもできてしまうところにあります。
当時の塗装会社も塗装専門という名のつくものの、会社自身には技術などはなく中身は営業専門の会社で、工事はすべて下請け業者です。
下請けを使うということ自体が悪いということではありませんが、問題はやはり下請け業者に与える予算となってきます。
経験、技術がなくても、下請け業者を厳しい条件で使う ことによって、
潤滑に事業を運営させることができます。
特に塗装はほかのリフォームに比べて、数年たたなければ工事の質を判断できません。
悪くやろうとすれば、やり逃げの工事も簡単にできてしまいます。
材料が不十分、短期間で完成させた工事でも、その時は新築同様にはなります。
作業内容ならまだしも、工事前、工事後の写真などは意味がありません。
そして、コストを抑えた結果、儲かるというわけです。
塗装業は儲かるという誤った認識が広まった理由でもあり、それに誘われ現在のように多くの業者が存在するに至った理由でもあります。

ならば、現場経験と技術のある業者に直接工事を頼めばいいことになってきます。
ところが、
体じゅうをペンキだらけにしながら、長年現場に徹してきた業者ほど、自分をアピールして宣伝することが苦手なのです。

消費者が探して出して見つけるのも困難なうえ、しかもその業者に魅力を感じて工事を頼むなんていうことは、ないに等しいのです。

笑顔で人柄良く、情報発信のために現場での状況をこと細かく写真にとり、お客様の声を乗せ、しかもわかりやすく解説するという芸当ができるのは、私たちぐらいのものです。
インターネットでは多くの
”塗装専門店”という業者が蔓延していますが、
本当に自身で現場経験と技術を持つ業者さんは、ほんのわずかです。
私たちには塗装技能士などの資格をもつ、たくさんの老舗の業者仲間がいますが、つながりのある業者全員が、インターネットを含め消費者に知ってもらおうとする宣伝をほぼしていないため、
全員がどこかの下請け業者として仕事をしているのが現状です。
逆に宣伝上手で営業慣れしているのは、塗装専門店とうたいつつも、私たちとは違う種類の業者さんたちです。
消費者の皆さんは、このような業者の見極めが、できていないのが本当の実情なのです。

誰もが自分の家を塗装することによって、長持ちさせたいと考えています。
安くない工事ですので、慎重に慎重を重ねて間違いない業者選びをするのは当然のことです。
でもその強い思いの一方で、
現場に徹してきた業者は、今だ厳しい制限の中、自分の腕を発揮させられずにいます。
希望とする工事を願う消費者、自分の技術、経験を最大に発揮したい業者。
どうして
わざわざ遠回りまでして、質を落とした工事をするのでしょう。
本来は、お互いが求めあい出会う関係であっていいはずです。
現場優先ならまだしも、
今の状態のまま現場に徹する業者を置き去りにしてしまう現状に対して、私はとてつもない違和感を覚えます。
塗装職人として職人の価値をこれ以上下げないためにもぜひ、
消費者の皆さんにも業者の見極めをお願いし、本物の塗装業者と共に今の業界の悪習を脱することを願ってやみません。
株式会社塗装職人 代表曽根省吾