外壁塗装 費用と価格のちがい

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損をしてからじゃ遅い

住宅における外壁塗装の費用・価格

「20坪で○○万円!」

このようなある程度の価格の表示は、おおよその概算を知るためには役に立ちます。

でも家の大きさがおなじでも条件が大きく違えば、大きくかけ離れた価格になることもあります。


安い表示をして、あとから積み重ね方式で金額が増して行く

一般的な考えとして、はじめから高く価格表示をする業者さんはいません。
価格表などを提示している大体はそのような場合がほとんどだと思います。


表示通りの価格だとしても、

家の痛みに合わせた工事ではなく、
費用に合わせた工事になってしまう危険性もある

ということです。

また、その逆に本当はそれほど費用が掛からない工事なのに、
必要以上に高額な工事もあるでしょう。

【 建坪だけの計算 】費用、価格のちがい@

住宅A 建坪29坪=外壁1周 50メートル住宅A 建坪29坪=外壁1周 40メートル

どちらも建坪と平米数は同じなのですが、外周が変わってくるため、外壁面積も変わってきます。

ここで同じ坪数、同じ平米数だからといって価格を算出すると、結果的に住宅AとBでは、
外壁面積に6mの差が生じてきます。
6mの壁の長さに家の高さ分を掛けると、おおよそ30平米ほどのちがいになりますが、足場代にすれば2〜3万円前後の価格差

それに塗装作業の材料や手間、養生などを合計すれば、
おなじ建坪でも10〜15万円前後のちがいが生じるぐらいの価格差になります。

もし、これが定価で1缶10万円ほどするフッ素塗料だとしたら、そのちがいはもっと大きいるものになるかもしれません。

さらに、もっと凸凹の入り組んだ形の家の場合はなおさら価格差が広がっていきます。

【 木部や鉄部など痛み方 】費用、価格のちがいA

木部の痛みが激しければ、研磨作業の手間もかかり、
その上塗料の吸い込み度もアップしますので、
より重ね塗りが必要になり、その分手間と時間がかかるために費用の差が生じます。

たとえば、築10年で塗装する家の木部と、築15年で塗装する家の木部では、手間がかかる割合が変わってきます。

【 時には大工や板金屋が入る 】費用、価格のちがいB

痛み度を越すと、塗るだけではまかなえ切れない部分も出てきます。

特に築年数が数十年と経過した家では、外観に多くの木部を使用しています。
破風板窓枠帯板母屋軒天井など。

木部の腐食は大工をいれ、鉄部の腐食には板金屋をいれて、しっかり修理をしてから塗装しますので、その分の費用の負担が考えられます。

【 窓アルミサッシと木枠 】費用、価格のちがいC

窓が木製の住宅では塗装が必要ですが、アルミサッシの窓の家では塗装の必要がありません。
築年数の経過した住宅では、外観に木部や鉄部が多く使われているため、その分塗るところも多くなって費用の負担が大きくなります。

当然ながら、アルミサッシの場合は逆に、費用の負担が減ることになります。

【 外壁の種類 】費用、価格のちがいD

平らなツルツルとした壁と、凸凹の激しいザラザラとした壁では、ローラーで塗るときの塗料の吸い込み度が変わってきます。
外壁によっては、使用する量の塗料の差は3倍以上になることも

もちろんそれに合わせて、手間や作業もそれだけ変わってきます。

【 サイディングのシール交換 】費用、価格のちがいE

サイディングの場合、外壁の目地と窓まわりの、
シール(コーキング)の交換工事(打ち直し)も必要になってきます。

サイディングの外壁の場合、シール交換なしでの工事はまずありませんので、モルタル外壁よりこの部分ですこし費用負担が大きくなります。

【 足場の組みやすさ 】費用、価格のちがいF

お隣との境界との敷地が50センチしかないようなせまい家と、3メートルある家では、足場作業のしやすさは倍以上変わってきます。

建売住宅などが立ち並ぶ家では、境界がせまくお隣の敷地に足場を立てさせてもらうケースもあります。
足場屋さんによっては、狭所作業費用といったものを追加するところもあります。

とくにトラックが入れないような足場を手運びするような家は、明らかに作業量が異なってきますので、料金が追加されるのが自然の価格です。

このような追加費用がないものは、明らかに不自然です。
他の作業にしわ寄せが行かないようチェックすることも必要です。

【 塗料のちがい 】費用、価格のちがいG

塗料の違いだけで数十万円変わってくる工事も見かけますが、塗料のランクのちがいだけで何十万円も変わることはありません

塗料は1缶1万円の値段が変われば、相当な違いになります。
代表的なウレタン塗料とシリコン塗料を例にとっても、それぞれ1缶1万円は変わりません。

フッ素塗料はケタはずれに高額ですが、ウレタンとシリコン塗料でのあまりにも価格の開きの工事には慎重さが必要です。

このようにそれぞれの家の状況によって、費用・価格は大きく変わってきますので、
一式や坪数だけで正確な費用を算出することは困難といえます。

仮に、これらを無視して坪数だけで見積もりを出すとしたら、
コストのかからない家では、不当に利益を得ていると考えることもできます。

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