横浜市鶴見区2階モルタル1階サイデイングの現地調査

見積り担当の菊池です。

横浜市鶴見区のI様邸へ、現地調査にお伺いさせていただきました。
築20年の2階がモルタルリシン、1階がサイディング外壁の90年代から流行り出した、2種類の異素材外壁が特徴で中間部に段差を設けた、凝った意匠がアクセントの住宅です。

モルタルの外壁塗装

サイディングの外壁塗装

モルタル外壁とサイディング外壁との普及比率が、サイディング外壁が上回った年代の住宅ですが、流石はハウジングメーカー施工の住宅。
サイディング材に歪みは見られず、また珍しくサッシ周りやサイディング端部の釘まわりもヒビ割れもありません。コーナーの役物のサイディングも剥がれが無く、全体的に下地はかなり良い状態の外壁です。しかし、築20年もの経年劣化のため塗膜とコーキングの劣化は否めません。

お客様も外壁が古くなってきた事と、シーリングが劣化している事を気にになさって、建築当初のハウジングメーカーへ打診を行ったようです。
しかしハウジングメーカーも塗替え専門の会社ではありませんし、塗装に特化したスタッフが対応することもありません。一つの質問に対して、その都度「会社で確認します。」という、すれ違いに困ってしまったものの元の建設会社から見積りを頂いたご様子でした。
お客様は「一社だけでの見積りよりも、何社かの見解を知りたく、塗装専門の塗装職人へ声を掛けた」とのことです。

では早速、現地調査の内容について報告いたします。
前述のとおり、外壁の塗膜は劣化しているものの、下地の状態は良く、サイディングにはクラックが殆どありません。一階のサイディング外壁のシーリングに関しては、築年数相当で防水効果が無くなり始めていました。
屋根はスレート屋根(コロニアル屋根)ですが、こちらも状態が良く、クラックも無く建材の状態は申し分ありません。ただし、苔が生えてしまっていることと、使わなくなったテレビアンテナからのサビがスレート板へと広がり美観的に良くありません。また縁台は雨水がダイレクトに当たるため酷い状態です。

屋根塗装

お客様は外壁塗装に関してかなり勉強されており、近年の遮熱、断熱塗料の事も良くご存じでした。
そのため、お客様からのご要望もあり、屋根と外壁、断熱塗料と通常塗料との2種類のお見積もりをさせて頂きました。数日後お客様からのお返事で弊社を選んで頂きました。選んで頂いた理由は「ハウジングメーカーの塗装に関する知識のすれ違いや、レスポンスの遅さがありました。塗装についてはやはり塗装専門会社と考え塗装職人を選びました。」とのことです。嬉しいお言葉を頂き身が引き締まります。

さて、今回選ばれた塗料は、屋根はシンマテリアルワンの断熱塗料キルコ。断熱塗料として定評があり、断熱塗料でありながら汚れにくい事が特徴です。特に夏場、屋根からの太陽熱を緩和し、光熱費を抑えられる塗料として、環境にも家計にも優しい機能型塗料です。

外壁は日本ペイントのパーフェクトトップ。こちらの塗料は現在非常に好評の塗料です。

塗料の種類

次に色調についてお客様と打ち合わせを行ないました。
ご相談のうえ、4種類の塗り板(外壁のパターンに似せた、A4程度の大きさの色見本)を取り寄せ、実際の外壁で検討いたしました。

外壁塗装の色えらび

I様邸は白色のサッシで構成されていますので、ポップな色調からシックな色調まで選ぶ事が出来ます。

ご検討の後、2階部分のモルタル外壁はパーフェクトトップのND-184(ベージュ)、1階のサイディング面はND-342(濃いベージュ)のツートン。
付帯部(雨樋、水切り等)は既存色、屋根はキルコのアッシュグレー(打ち放しコンクリートのような色合い)をお選びいただきました。

こちらの現場は一級塗装技能士、塗装指導員の曽根カズが施工します。

曽根カズ

さて、どんな装いに仕上がるのか?
今から楽しみですネ。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください

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