川崎市多摩区での塗装工事、外壁中・上塗りと屋根ダメ込み

前回に引き続き、川崎市多摩区での塗装工事。本日は星野のほかに、山之内と一級塗装技能士の川口も加わって外壁・屋根の塗替えを行ってまいります。こちらのお宅での一連の記事の中ではじめて、手・腕以外の職人の姿をお見せすることができました 笑

今回は2階外壁の中塗り、上塗りと破風の上塗り。そして屋根の上塗りダメ込みの様子をお伝えします。

2014年3月7日 川崎市多摩区:外壁中塗り

こちらの外壁は山之内が担当して中塗りをしています。サッシ周りの細かなところは通常のローラーでは入りにくく、そういう箇所は力加減を誤ってしまうと、せっかくきっちり貼った養生がずれてしまい、そこから塗料漏れが起こりかねないので、小さいローラーを使用して塗りました。

下塗りが白で中塗りの色がほんのりクリーム色を感じるアイボリーなので、塗布面が少しわかりにくいかもしれませんね。レンガの周囲は、塗料が入り込みやすいのであとから仕上げていきます。

2014年3月7日 川崎市多摩区:破風上塗り

2014年3月7日 川崎市多摩区:破風上塗り完了

こちらでは川口が破風の仕上げ・上塗りを行っています。樋との隙間を下から覗き込むようにして見ながらハケを指し込んで塗布していきました。このとき、仕上げた雨樋に塗料をつけては大変なので慎重にハケを動かして、全体が均一な塗膜になるように塗り上げました。仕上がった破風板は足場の管が映り込むくらいの艶やかな状態に。

2014年3月7日 川崎市多摩区:屋根上りダメ込み

2014年3月7日 川崎市多摩区:屋根上りダメ込み完了

一方、星野は屋根の目地部分に上塗りのダメ込みをしていました。スレートの一枚一枚にある深めの溝はローラーだけでは十分に塗料を付着させることが難しいため、最初にハケで溝と屋根材の重なり部分を塗っておきます。こうすることで塗りムラ、掠れを防いで全体が一定の塗膜に仕上がるように整えました。

ここまでご覧頂いて、中塗りと上塗りの色が違うということにお気づきになられた方もいらっしゃると思います。多くは、中塗りと上塗りは同じ色で塗るのですが、このようにあえて違う色を塗ることで、塗り落した箇所をわかりやすくすることもあります。また、お客様のご要望で、中塗りがちゃんと塗られているか判別できるように違う色を使用することも。

2014年3月7日 川崎市多摩区:屋根小口塗装

こちらは屋根の小口部分を仕上げています。前回サビ止めを塗布したので赤錆び色になっているのですが、小さめの平バケを使用してはみ出しのないように塗料を重ねています。

鉄部は傷みの程度によって通常の3度塗りから回数を増減して仕上げることがあります。ひどく傷んでいる箇所は4度塗りにすることがありますし、それほど傷みの見られない・陽の当らないところには2度塗りで完了させることも。場所によって回数を変えることで、全て同じ3度塗りにするより全体の塗装の持ちをバランスよくすることが可能なのです。

2014年3月7日 川崎市多摩区:外壁上塗り

2014年3月7日 川崎市多摩区:外壁上塗り

午後からは川口と山之内が外壁の上塗りへ着手。ローラーにたっぷり塗料を含ませて適度に量に調節してから壁に置いていきます。中塗りまでに塗膜がしっかり付いているので、下塗りのときよりローラーのすべりもスムーズに進みます。さらに厚膜になるように塗料をまんべんなく重ねつつ、きれいな光沢が出るように仕上げていきました。

べランダの笠木下のような隙間には平バケを差し込んで、奥まで塗料を付着させていきます。このような箇所も養生を細かく施してあるため、塗料を付着させる心配なく作業を進められるので、事前の準備は作業効率にも影響してきますね。

以上で本日の作業を終え、次回は1階の外壁塗装を進めていきます。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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