16年前に塗装工事をしたお客様からの再依頼 

16年前に塗装職人で塗装工事をしたお客様から、また再塗装をしたいとご連絡がありました。菊池が以前担当したお客様でしたので、さっそくお伺いしたところ…お客様にもそして塗装したお客様宅にも久々の再会を。

今回は、そんな16年ぶりに行った再塗装のお話です。

 

16年ぶりにご連絡を頂いた経緯

 

以前、菊池が担当したお客様から弊社にご連絡がありました。

16年ぶりに塗装工事のご相談がしたいと…。

 

お客様としては、再塗装をするならまた弊社に依頼をしようと考えて下さっていたのですが、外壁や屋根に大きなトラブルもなく過ごせていたので、再塗装の時期と言われる10年が過ぎ、13年が過ぎ…と時間が経ってしまっていたのだそうです。

ところが、先日訪問販売の人が家を訪ねてきて、「屋根が浮いています」と言ってきたのだとか。

お客様は、訪問販売がする工事がどんなものかご存じだったため、訪問販売の口車に乗るのは危険だと考え、相手にはしなかったのだそうです。

とはいえ、やはり一度「屋根瓦の浮き」を指摘されてしまうと、どんな人でも気になってしまいます…。お客様も訪問販売の手口だと分かっていたものの、一度確認だけはしておきたいと思ったそうです。

 

そこで、屋根の業者に相談をして屋根をみてもらうことにしました。

屋根の浮きやズレはなかったものの、屋根の棟板金が棟木が腐食していました。

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くわしく工事方法を聞いてみたところ、お客様の屋根は6寸勾配で足場が無くてもぎりぎり工事が出来きますが、複雑な形をした屋根だったため、安全のためにも足場を建てることが必要であることが分かったのです。

それを聞いたお客様は、どうせ家の周りに足場を建てるのであれば、塗装工事もやってしまった方が良いと思いました。

 

そこで屋根塗装も頼むのであれば…と、前回も塗装工事をした弊社へとご連絡を下さったのです。

16年経っていたにも関わらず、思い出して頂けたことが本当に嬉しく思いました。

 

併せて観たいYouTube 社長がお客さまに16年ぶりのご挨拶と当時の外壁塗装を振り返る

家の現場調査

 

ご依頼を頂いたので、さっそく家の現場調査に伺いました。

弊社で塗装した建物の現場調査は、ある意味で緊張します。

 

なぜなら、期間の長いテストの結果をみるようなものだからです。以前行った工事で、きちんと家が守られているのか、思ったような効果を得られているのか…など。

これらを一気に突きつけられる瞬間と言えます。

 さっそく、お客様宅に伺い16年ぶりに拝見しますと、非常に綺麗な状態でした。

全体的に白っぽい色が中心のお宅なのですが、ほとんど汚れもなく、シーリングは日当たりによっての劣化などが多少ありましたが、本当に綺麗な状態だったのです。

ただ、やはり屋根は塗装がはげてしまい、塗り直しもしくはカバー工法が必要な状態でした。

そこで菊池からは、屋根塗装とカバー工法の両方をご提案させて頂いたのです。

 

その際にお客様が悩まれたのは、夏の暑さについてでした。とにかく夏場の家が暑くてたまらないのだそうです。ゆえに遮熱効果のあるものを希望されていました。

そこで、スーパーガルテクトという、カバー工法の中でも断熱性にすぐれた屋根材のご提案を。

この屋根材は、金属なため地震の際にも割れる心配などもありません。表面が遮熱性ポリエステル樹脂超高耐久ガルバ、2層目にポリイソシアヌレートフォーム、3層目にはアルミライナー紙がしいてあり3層になっています。

 

またスーパーガルテクトは、遮熱鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮し、その構造から遮音の効果も確認されている商品です。

そのため、金属の屋根材ではありますが、雨音などが響くことはありません。

断熱性能として、冷房の効果や暖房の効果を高めますし、それによって夏の暑さも冬の寒さもかなり体感温度が変わり、非常にお客様の家に適した屋根材と言えます。

 

しかし、先ほども文章中に書きましたが、スーパーガルテクトは鋼板…つまり金属のプレート状の瓦です。本来であれば単純な切妻屋根ほど、こうしたプレートになった屋根材は向いています。ですがお客様宅の場合、複雑な形の屋根ゆえに…職人の手間もかかり材料も細かいものが必要となり、その分費用も高くなってしまうのです。

この費用だけがネックではあったのですが、お客様もそのことは十分承知され、カバー工法で屋根の工事をすることに決まりました。

併せて観たいYouTube スーパーガルテクト施工動画

外壁もやはり暑さ対策中心で、遮熱塗料をぬらせて頂くことに。

これはお客様から、最初に「サーモにしてほしい」とリクエストがありましたので、すんなり決まりました。

実は16年前にもサーモの塗装をご提案したことがあったのですが、当時はまだそこまで夏場の暑さがなかったことで、お客様も通常の塗料を選ばれていたのです。

 

一昔前は夏場といえば、28度…最高でも34度くらいで夕方になれば涼しくなったものですが、現在では日中35度を超えることもざらにあります。

そうした過去がありましたので、こちらがご提案する前にお客様からサーモのリクエストがありました。

工事はこれから始まりますが、今回もまた、お客様宅をしっかりと守る塗装工事ができればと思います。

 

併せて観たいYouTube サーモ塗装動画

 

リピーターさまからの連絡

 

今回のお客様は、16年前のお客様でしたのでまだ当時は営業専用の携帯などがなかったので、直接塗装職人の事務所にお電話を頂きましたが、ここ数年のリピーターお客様は、菊池の携帯に直接ご連絡を頂く方が多くいらっしゃいます。

「菊池さん元気ですか?少し雨漏りが気になって…来てもらえないですか?」など…。

ちょっとした雨漏りや、再塗装のご依頼など…こうして長く塗装職人で営業をやっているからこそ、『何か家のことにトラブルがあれば相談する人』と認識をして頂いているようです。

 

これは営業として、本当に幸せなことだと思います。

なぜなら、前回の工事に満足頂けたからこそのご連絡だからです。

今回ブログでご紹介しましたお客様も、屋根業者に見積もりまでとっていましたが、全体的に塗装するのであれば塗装職人にお願いをしたいと、わざわざその屋根業者に断りを入れてまでご連絡をくださいました。

これからも、リピーター様のご期待に応えられる工事をしたいと思います。

是非このブログをご覧になっている方も、塗装職人に工事を一度ご依頼下さい。

10年後、13年後、16年度にまた再会を果たせるような、しっかりとした工事を致します。

 

 

見積りで大切なのはお客様宅を把握すること。ご要望をうかがい図面を精査し、最適な工事を提案します。高い技術とサービスをご納得いただけるよう、いつも心がけています。施工管理技士でもあります。

些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください

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